株式会社A-SEEDS(本社:長野県松本市、代表取締役:柳生茂希)は、当社が開発するCAR-T細胞製品「ACS2015」を用いたオーストラリアにおける治験「CARTiEr E312試験」を開始したことをお知らせいたします。
本試験は、EPHB4陽性の大腸がん、肝細胞がん、骨軟部肉腫の3癌種を対象とした第I/Ib相試験で、安全性、忍容性、薬物動態、薬力学および初期的な有効性を評価します。実施予定人数は最大48例です。オーストラリアの多施設で実施します。詳細はANZCTR(注)をご参照ください。
(注)Australian New Zealand Clinical Trials Registry: オーストラリア・ニュージーランドでの臨床試験情報登録データベース。
本試験におけるANZCTR上の詳細情報は以下ウェブサイトをご覧ください。
https://www.anzctr.org.au/Trial/Registration/TrialReview.aspx?id=390315&isReview=true
ACS2015 は、多くの固形がんで過剰発現するEPHB4 を標的とした CAR-T 細胞製品で、製造プロセスの最適化により、凍結保存された患者由来血液細胞からの製造が可能にするなど、臨床応用に適したCAR-T細胞製品となっています。
当社では、基幹プラットフォーム技術を用いて、他のCAR-T細胞製品も臨床フェーズにあります。
「AP8901」は、ACS2015と同等のEPHB4 を標的とする製品ですが、CARTiEr E312試験に先駆けてユーイング肉腫やその他の固形腫瘍の患者を対象とした第Ⅰ相臨床試験「CARTiEr E211試験」を、国立がん研究センター東病院において実施中です。忍容性、安全性および初期的な有効性の評価を行っています。
さらに、GM-CSF受容体(GMR)を標的とするCAR-T細胞製品「AS116」は、急性骨髄性白血病(AML)の患者を対象の第I/II相臨床試験「CARTiEr G111試験」を信州大学医学部附属病院で実施中です。安全性、忍容性および初期的な有効性の評価を行っています。
■株式会社A-SEEDSについて
株式会社A-SEEDSは、信州大学発のバイオベンチャーとして、非ウイルス遺伝子改変技術を活用したCAR-T細胞療法の研究開発・臨床実装を推進しています。2020年の創業以来、「いまだ治療法の少ないがん患者さんに有効な治療を届け、一人でも多くの人々が生きる希望を見出せる社会の実現」をビジョンに掲げ、固形がんや骨髄系腫瘍を含む難治性がんに対する次世代CAR-T細胞製品の開発に取り組んでいます。
| 会社名 | 株式会社A-SEEDS |
| 所在地 | 長野県松本市旭三丁目1番1号信州地域技術メディカル展開センター |
| 代表者 | 柳生 茂希 |
| 設立年月 | 2020年4月 |
| 資本金 | 1億6197万2101円 |
| ホームページURL | https://www.a-seeds.co.jp/ |