株式会社A-SEEDSのパイプラインである遺伝子改変T細胞AP8901が、医師主導治験において、ヒトへの第一例目の投与(First in Human)を完了しました。
本治験は、信州大学および京都府立医科大学の柳生茂希らの研究グループが、国立がん研究センター東病院にて実施しており、EPHB4抗原が発現するユーイング肉腫及び悪性固形腫瘍を対象に安全性および有効性を評価する第1相臨床試験です。
当社は、本治験における治験製品製造法開発、治験製品製造支援及び品質管理業務等を担っております。
リンク:
https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2025/05/ephb4.html
■AP8901について
AP8901は、現在準備を進めている当社の豪州試験で使用するACS2015と同等品であり、EPHB4を標的としたCAR-T細胞です。いずれもウイルスベクターを用いない遺伝子改変法のpiggyBac法(PB法)によりT細胞を遺伝子改変することで、T細胞の分化に伴うメモリー機能の低下や免疫疲弊を最小限に抑えています。さらに、ASC2015は製造プロセスを最適化することで、より臨床応用に適したCAR-T細胞となっています。
■株式会社A-SEEDSについて
会社名 | 株式会社A-SEEDS |
所在地 | 長野県松本市旭三丁目1番1号信州地域技術メディカル展開センター |
代表者 | 柳生 茂希 |
設立年月 | 2020年4月 |
資本金 | 5999万9983円 |
ホームページURL | https://www.a-seeds.co.jp/ |